2011年06月26日17時30分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 黄重坤 -13
2 キム・キョンテ -12
3 石川 遼 -10
ベ・サンムン -10
5 ブラッド・ケネディ -9
6 P・マークセン -8
平塚 哲二 -8
チョ・ ミンギュ -8
9 藤田 寛之 -6
10 金 聖潤(キム・ソンユン) -5
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韓国の19歳がツアー初優勝(撮影:岩井康博)
<~全英への道~ミズノオープン 最終日>◇25日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,317ヤード・パー72)
岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催された、「~全英への道~ミズノオープン」。最終日6つスコアを伸ばす爆発を見せた黄重坤(ハン・ジュンゴン)(韓国)が、金庚泰(韓国)、石川遼らを逆転しトータル13アンダーでツアー初優勝を飾った。
遼、3位タイフィニッシュ 痛恨のトリプルボギーで優勝逃す
圧巻は3番パー3だ。223ヤード、ユーティリティで放ったティショットはピン手前にキャリーするとそのまま転がってカップイン。いきなり飛び出したプロ2度目のホールインワンをきっかけに19歳が一気に走り出す。続く4番でバーディを奪うと、後半12番、13番と連続バーディを奪取。最終組がもたつく中、15番で単独首位に立つと17番のバーディで後続を突き放した。
ハンは高校2年の時にプロに転向。昨年のQTを通過し今季から日本ツアーに参戦した。第2戦の「つるやオープン」では初日首位に立ち最後まで優勝争いを演じると、黒縁メガネの愛らしいキャラクターと共に注目を集めた。しかし、好成績を残したのも束の間、「中日クラウンズ」から「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」まで5戦連続予選落ち。日本ツアーの洗礼を味わい苦しい時期を過ごしていた。
しかし、このオープンウィークに韓国でみっちり練習をつんで帰ってくると、再開直後の大会で大きな栄冠を掴み取った。しかも、母国の英雄でもある金庚泰(キム・キョンテ)を抑えての優勝に「キョンテさんは憧れ。まだ実感がわいていないです」と驚きを隠せない様子だった。これで、ハンはメジャー第3戦「全英オープン」の出場権も手に。「世界のトップ選手がいるので、いろいろ勉強してきたいです。目標は予選通過です」大志を抱いて日本にやってきた19歳が、早くも世界最高峰の舞台に踏み出す。
【最終結果】
優勝:黄重坤(ハン・ジュンゴン)(-13)
2位:金庚泰(キム・キョンテ)(-12)
3位T:石川遼(-10)
3位T:べ・サンムン(-10)
5位:ブラッド・ケネディ(-9)
6位T:プラヤド・マークセン(-8)
6位T:平塚哲二(-8)
6位T:チョ・ ミンギュ(-8)
9位:藤田寛之(-6)
10位T:小林正則(-5)他5名
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